by Seiko watch design

JPEN

05Time Sonar 434 Feels

カレンダー窓からのぞく文字が、あなたの今日の運命を探知する?

転生前のモデルとして私が選んだのは、1976年の自動巻クロノグラフ「タイムソナー」です。当時の小学校高学年から中学生向けの正統派計測機器とは一線を画す、潜水艦のソナー(探知装置)をイメージした遊び心あふれるデザインにカッコ良さを感じていました。今回は、「REBIRTH」というテーマを「オリジナルを新しい切り口で見せること」と捉え、若い方にも楽しんでもらえるような新しい機械式腕時計に転生させることを考えました。

アイデアのヒントになったのは、毎日更新される「占い」のコンテンツ。腕時計にも毎日メッセージを表示してくれるものがあればと考えた。

ダイヤルからカレンダーが透けて見える転生前モデルの特徴はそのままに、カレンダーの代わりに身近な英単語をディスクに印刷。「曜日(各曜日2種類で計14種類)」と「日にち(31種類)」を組み合わせることで、合計434通りのメッセージになりました。それらを夜中に切り替わるカレンダーの送り数を増やした新しい機構によって日替わりで表示、サプライズが楽しめる仕組みになっています。ぜひ、これまでとはひと味違う機械式腕時計の面白さを感じていただきたいと思っています。

転生前モデルのダイヤルのカレンダー機能は、転生後、表示されるメッセージによりユーザーの想像力をかきたてる装置になった。

裏ぶたには、転生前モデルと同じく丸みのあるガラスを採用。表側のシャープな形状との対比もデザインポイントだ。

日常に変化をもたらすきっかけとなるようディスクの単語も考え配置した。言葉の組み合わせは全部で434通りある。

昨今の世情の反映なのか、「気持ち」にフォーカスしたプロダクトが増えているような気がします。そうした今だからこそ、着けた人の気持ちを後押しするような、ユニークな腕時計を打ち出したいと考えました。たとえば「you help bird」というメッセージが出た時、実際に鳥を助けるような場面に遭遇する可能性は低いでしょう。でも、「あ、ちょっと空を見つめてみようかな」とか「そうだ、公園に行ってみよう」といった具合に、発想が広がっていくと楽しいなと思います。機械から出てくる気まぐれなメッセージと自分の想像力に身をゆだねて、遊び感覚で使ってもらえるとうれしいですね。

時には気持ちを後押ししてくれるような様々なメッセージが詰まっている。表示される言葉に行動を委ねてみるのも、思わぬ発見があって楽しいかもしれない。

合田貴子|Kiko Goda
2017年、セイコーウオッチ入社。現在はプレザージュをメインにセイコーブランドの商品のデザインを担当している。

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